心筋梗塞になりやすい体質に変えてしまっていないかどうか。

老化のメカニズムを解明

薬や食品添加物の入らない食事を続けている筋肉疲労を起こして疲労物質がたまれば、そこに必要な血流が送り込めず血流障害を起こします。そこで患部の血流を回復して疲労物質を取り除こうという反応が起こります。痛みが起こるのは、すこしずつ、血流が回復しているからであって、痛みは血流不足を補おうとする自然の反応なのです。ですから、痛みも単純に悪者扱いはできません手軽に使う湿布薬にも消炎鎮痛剤が使われています。痛みがひどいときませんが、長く使いつづけるとやはり血流が悪くなり、かえって病気が治りにくいのです。整形外科では、腰や膝が痛いという患者さんにはすぐに消炎鎮痛剤の飲み薬や湿布薬を出していますが、それがかえって治癒を遅らせています。
11日程度であれば問題はありもちろん風邪で熱が出たときも、お話ししたとおりです。よほど高熱が続くといったとき以外は、解熱剤は使わないほうがいいのは抗生物質については、最近は以前ほど安易に使われなくなっています。それでも手術後には感染を防ぐために、予防的に使われます。しかし、たいていの場合は、手術後でもほとんど必要性はないといえます。安易に使うと、抗生物質は腸管の細菌まで殺してしまうので、腸管が細菌不足になって体調を崩してしまいます。私はどのような薬でも使わないに越したことはないと考えています。
それでも、痛みがひどくてつらい、熱が高くてつらいといったときには、そのつらさを緩和するために、わずかな期間だけ使うのは仕方ないでしょう。しかし、痛みはからだの治癒反応なのですから、薬を使わずに我慢できるようなら、そのほうがむしろ回復は速いのです。薬に対する意識を改めるどうも日本人が薬を信頼するのは、これまでの歴史で、薬はからだにやさしいものだと刷り込まれたからかもしれません。生薬という言葉があるように、日本人にとって薬はからだによいものだったのでしょう。
しようやくたしかに、日本人が取り入れてきた漢方薬は、直接的に症状を取り除くのではなく、もの、嫌なものを摂取して、それで排泄作用を誘発して病気を治すものが主でした薬というかたちで苦いしかし、明治以降に優勢となった酉洋医学の薬は、激烈な作用をもちます。
細胞によって毎日少しずつつくられてもいるそして
病気などを確認したりして医師は少なく

神経質な人

うつ病とは限りません

急性症状には対応できますが飲みつづけると、とてもからだに負担となるものだったのです。つまり製なのです。ところが日本人はまでも生薬の感覚で薬を飲みつづけています。日本人は温帯モンスーンに覆われた四季のある風土に恵まれて、穏やかに生きることが身に染みついているのです。人間関係も激しいものではなく、やさしさを求めます。食べ物も、もともとは刺激の強いものを好みません。ですから薬にしても、漢方薬のなかでも激しい作用をともなうものは取り入れずに、からだにやさしい生薬だけを用いてきたのです。
鍼にしても、中国では太いものを使いますが、日本で取り入れると細いものになりました。灸でも、量を減らしたり間隔を空けたりして、穏やかなかたちに変えています。そういう伝統のなかに酉洋医学の薬が導入されたためか、それまでの生薬の感覚が抜けません。症状に劇的な効果がある薬は、それだけ毒性も強いのですから、それを飲みつづけていれば健康な若者でもからだを壊します。ましてや高齢者が飲むのですからなおさらです。
「薬はからだにいいものだ」という意識を変えなくてはいけないのです。薬は毒。意識を改めてほしいものでいまのがん治療はかえって死を招くいま私たちにとってもっとも怖い病気は、がんといっていいでしょう。しかし、がんになってしまったからといって、極度に恐れる必要はありません。早期がんであれば、免疫力を高めれば二可能なのです。

病気に結びつきやすいものです。

ところが、がんを恐れるあまり、手術、放射線治療、抗がん剤という1連の流れの濃厚な治療を受けることで、かえって死にいたる可能性を増してしまう人が多いのです。がん難民と呼ばれる人たちがふぇています。これは医師の治療説明に不満足、または納得できる治療方針を選択できなかった患者のことで、がん患者の五三パーセントが、がん難民とされています(日本医療政策機構の二00五年一六月の調査による)。
二カ月で治すことさえがん難民が受診した医療機関の平均は111.011カ所で、それ以外の患者は一·九五です。もっとも多い人で一九カ所もの医療機関を受診しています。保険診療費は、がん難民が平均一四一万円に対して、それ以外の患者さんは九六万円です。がん難民の人たちは、信頼できる医療機関を求めて渡り歩くために、時間もお金も莫大にかけているのです。
日本のがん患者数は約一二八万人(二00二年の厚生労働省の調査による)ですから、民と推定されます。いかに現状の医療に不満をもっている人が多いかがわかります。約六八万人ががん難当然、世間的にがん治療で有名な病院で診てもらいたいと思うでしょう。国立がんセンターなどは、がんの権威だと思われているので、順番を待ってでも診てもらおうと患者さんが殺到します。入院や手術となるとさらに何カ月も待たされることになります。しかし、国立がんセンターなどでは、最新の西洋医学の立場から、手術、放射線、抗がん剤という三本柱の治療が基本で、いまでは、たとえば免疫療法などいろいろな治療法が考えられるにもかかわらず、そうした治療法はいっさい行なわれていません。
抗がん剤が投与される人たちは、たいていは、すでにそれ以前に手術、放射線と現在の医学が可能な濃厚治療が施されており、その結果、白血球は破壊されてどんどん少なくなっているのです。そのうえに抗がん剤を投与されるのですから、白血球はいっそう少なくなります。
抗がん剤を使うことで白血球を下げると、その少ない白血球で病気と戦うために、からだは発熱して補おうとします。熱を出せば、少ない白血球でも機能を発揮できるからです。ですから抗がん剤を使うと、発熱、痛みがともないます。すでにお話ししたように、大ケガをしたり風邪をひいたときにも起こるからだの反応です。
症状が出ることもあります

検査·診断問診

がんのときも、壊れた組織をなんとか修復しようとして発熱するのです。そのことがわかっていれば、発熱をむやみに薬で抑えることがかえってからだに悪いことはわかるはずです。が、抗がん剤を使い、発熱すれば解熱剤を出し、痛みが出れば痛み止めを使うのです。そのため弱った白血球は力を発揮できなくなり、がんがさらに猛威をふるうことになります。そうした治療をやり尽くして、お手上げ状態になると、患者さんは病院から放り出されます。大病院ではそれ以上の治療手段がなくなれば、患者さんは退院させられて自宅療養となるか、場合によっては終末医療のホスピスに入れられるのです。
私はすでに多くの著書で、手術、放射線、抗がん剤の三大療法はやめなさいと主張しています。国立がんセンターの医師と、緩和医療に携わる医師たちが討論したことがあります。緩和医療をしている医師たちは、最後まで抗がん剤を投与しつづける治療に反対して、「なぜ、あそこまで患者さんを弱らせる必要があるんだ!」
と怒っていましたが、それに対して国立がんセンターの医師たちは、「そんなに簡単に治療をあきらめていいのか」と反論したというのです。彼らはどうしても、抗がん剤をよしとする考え方から抜けられないのです。抗がん剤は正常な細胞よりも、がん細胞に感受性が高いという前提があってはじめて成立する治療法のはずです。しかし実際にはその前提がすでに崩れていて、がん細胞に対してよりも、むしろ正常な細胞のほうにダメージを与えてしまうのです。
認知症の患者さんたち

老化を担っている可能性を示しています。

そのため、髪の毛が抜けたり、食事ができなくなります。どんどんからだが弱っていくのです。
実際には、抗がん剤を使っても、がん細胞が先に死なないことがわかってきているにもかかわらず、に抗がん剤をどんどん投与する濃厚治療がぎりぎりまで行なわれています。いまだ極端なことをいえば、年間約三三万人のがんによる死亡者のうち、六割は抗がん剤死だと私は思うくらいです。国立がんセンターがなぜ治療の途中で患者さんを放り出すかといえば、そのまま抗がん剤治療を続ければそれによって死ぬことがわかっているからです。にもかかわらず「もう、うちではやるべきことはすべてやりました」といって放り出すのです。抗がん剤を徹底的に投与すれば、そのために死にいたるのです。抗がん剤が、がんの治療薬だという前提がすでに間違っています。いまの抗がん剤は、二割の好結果を出すために、残りの八割は犠牲になってもいいといわんばかりに投与されているといっていいのです。
こうした治療は、国立がんセンター、大学病院、国立病院のような大病院で行なわれています。このような権威ある大病院でないと、徹底した濃厚治療など怖くてできません。ふつうの中小病院であれば、治療しても治らないどころか、どんどん悪くなっていけば、当然、患者さんや家族から非難されるからです。
実際、濃厚治療をすると、あっという間に弱っていって、見ただけで「これはもう生きる力がない」とわかるほどになってしまいます。それでもなお、国立がんセンターなどの大病院に順番待ちしてでも入院して治療を受けたいというのは、有名で権威のある病院のほうが安心と思うからでしょう。危険な濃厚治療を支えているのは、もちろん医師の問題もありますが、患者さん側のそのような先入観でもあるのです。見放された患者さんたちがふえている現実をよくよく見つめてくださいがんになったら、どうするか本来、がんは免疫力を高めることで治すことができます。
がんになったということは、働きすぎ、悩みなど、すでにその人が大きなストレスを抱えていることを示しています。病院に行ってがんが見つかったら、手術を勧められることになるでしょう。そんなときには、どうすればいいか。私は手術をはじめ三大治療は行なわないで、免疫力を高めて自分で治すことを勧めています。しかし、手術をしないことで本人も周りも大きな不安を抱えるようでは、免疫力にとってかえってマイナスです。
薬や精神安定剤を飲む

細胞からたくさん分泌される

胃がんや大腸がんのように手術で簡単に除去できるもので、まだ初期であれば、手術も一つの選択です。ただし、それ以上の放射線や抗がん剤治療はしないほうがいいと断言します。そして、転移もなく手術できれいにがん細胞が取り除けたら、じ生活にもどると、転移や再発の危険性も高くなるからです。
これまでの生活を変えることです。
以前と同すでにがん細胞が進行して大きくなってしまい、大手術になるような場合には、手術自体が大きなストレスになります。そのため、いっそう免疫力を下げることになりかねません。そのうえ放射線治療や抗がん剤治療をするとなればなおさらです。三大治療よりも、生活を改めて免疫力を高めることをお勧めします。まだ若くて活力のある人なら、それだけ免疫力が高いのですから、手術せずに、疫力をさらに高める習慣を実践すれば、がんが治る可能性はとても高いのです。
それまでの生活を改めて免そして高齢者の場合には、手術は絶対に控えたほうがいいのです。ことに八十歳を超えていれば、エネルギー代謝は低くなるので、それだけがん細胞の進行も遅くなります。たとえがんが消滅しないとしても、免疫力を高めて十年近く生きられれば九十歳まで元気にぃられるのです。手術でからだを弱めて、自力で食べることもできず、歩くこともできず、痛みを抱えたまま寝たきりになるよりも、残りの人生が充実できるはずです。放射線治療の場合には、影響があとあとまで残り、リンパ球の減少とからだの不調が延々と続きます。それは、細胞と組織の変成が残り、遺伝子にも影響を与えて異常をもたらすからです。放射線をかける期間が終わっても、変成した細胞は死につづけます。ですから、徹底的に放射線治療をすると、健康な細胞をも壊して生きる力が失われることになるのです。
例外的に放射線を使ってもいいケースは、回数だけ行なう程度です。

細胞によって毎日少しずつつくられてもいるそして

薬は出されます

ストレスを長く抱えることになる近所の病院はもちろんのこと、大病院にも、待合室ではお年寄りの姿ばかりが目につきます。高齢者にとっては、健康が第一の関心事になります。しかも、現役時代のように会社に行くわけでも忙しいわけでもなく、病院に行く自由な時間もあるので、ちょっと調子が悪いとすぐに医者に行くのでしょう。薬をもらえば安心するのです。
しかし、薬というのは根本的に病気を治すわけではなく、熱があったら熱を下げる、止めるというように、基本的には症状を緩和させる効果だけなのです。痛みがあったら痛みを同じ薬であっても、若くて元気がある人が飲むのと、からだの弱った高齢者が飲むのとでは、からだへの負担がまったく違います。高齢者にとっては、薬自体が大きな負担になるのです。あまりにも腫れがひどい痛みがひどいといったケースでは、仕方なく1、三日飲んでもいい薬はありますが、慢性的に飲んでいい薬などというものはありませんところが、日本の医療では高齢者になればなるほど薬を処方しています。
血圧を下げる薬、コレステロール値を下げる薬、腰痛の薬、糖尿病の薬、痛み止め、さらにはそれに付随して胃腸薬などさまざまな薬をもらって、高齢者は毎食後それらを飲むのです。
しかし、高齢者が飲んでいい薬は1種類もないどころか、薬は毒なのです。薬を飲んでいると調子が悪くなることがありますが、それを副作用と考えてはダメなのです。副作用というと、よい効果主作用もあるように思いますが、そんなものはほとんどないのです。薬をいっさいやめる覚悟をもつ血圧が高いと、動脈硬化の危険があるということで、すぐに血圧を下げる薬や血液が凝固しないようにする薬を処方されます。そして、一度そのような薬を飲みはじめると、医者からはずっと飲みつづけなければいけないといわれます。患者さんは医者にいわれたとおりにするでしょう。
老化のメカニズムを解明
健康な様子で退院してきました。症状が続く場合

医学上はあってもよさそうな話なんですか。

病気の再発

薬を飲めば、たしかに血圧は一定レベルに下がりますが、それ以降、薬で無理やり血圧を下げつづけることになります。一時的に血圧を下げた時点で、それまでの生活を変えればいいのですが、薬を飲んで血圧が下がったことに安心して、それまでと同じ生活を続けるでしょう。それではいつまで経っても、からだは狂った状態のままでたとえば、なぜ血液が凝固しやすくなっているかといえば、からだがその時点の体調に合わせて調節しているからです。夜ふかしが続いていたり、心配事が重なったりして交感神経が緊張状態にあると、それだけからだじゅうに酸素も運ばなければならないし、ケガをしたときと同様に血小板もふやすのです。そのために血圧も高くなり、血液も固まりやすくなります。つまり、高血圧は交感神経の緊張状態が続いていることが引き金になっているのです。自分の生き方がそういう血液の流れをつくったのです。
無理していたとか、継続して強いストレスがあったとか、食べすぎで肥満になって心臓に負担をかけたといった原因が必ずあるはずです。からだはそれに適応するために、必要があって高血圧にしているのです。
もちろん、その状態が長く続けば血流が悪くなり、動脈硬化や脳梗塞などを引き起こす危険が高くなります。それを防ぐために薬を飲むわけですが、しかし、そこにいたった根本原因を見なおすことなく、からだが悪いとばかりに薬で血液が固まらないようにしているだけでは、病気はいっこうに治りません。からだの維持に必要な血圧が得られなくなり、血流の低下のため体調がすぐれず、いずれは破綻をきたすことにもなりかねないのです。あるいは、睡眠導入剤を飲めば、無理にでも眠ることはできます。コレステロール値を下げる薬を飲めば無理やりコレステロール値を下げることはできるでしょう。しかし、それは狂った状態を恒常化するだけです。

症状として出る。

そんな状態にすること自体が悪いのだという感覚をもたないといけないのです。
薬を飲む対症療法では、根本的に病気は治らないのです。
あっという間に病人はいなくなります。
もし薬で動脈硬化を治せるのならば、この世から薬を常用しているとしたら、いますぐ全部やめたほうがいいのです。実際、私の本を読んで薬をやめる年配の方も多いのですが、そうした方たちからは、悪いところがなくなった、体調がよくなったという話をよく聞きます。
私の母親も、七八年前のことですが、からだのあちこちの調子が悪く、当時、病院から出された薬を高種類も飲んでいました。それでも調子が悪い状態が続いていました。そこで私は、それらの薬を飲むことをいっさいやめさせたのです。それ以来、体調もよくなり、いまは悪いところがないようです。
もちろん、薬をやめても、それまでと同じような生活をしているというのでは困ります。ふりかえってみれば、働きすぎ、精神的な強いストレス、飲みすぎ·食べすぎなど、病気にいたるさまざまな原因が見つかるはずです。まずはそうした生活を変えることが必要であり、それこそが病気を治すことになるのです。問題の根本は、そのようになるまでの生き方なのです。ほんとうに病気と戦うつもりなら、いまからでも生き方を変えなければいけません。
細胞によって毎日少しずつつくられてもいるそして

病気に早く気づくためのポイント

どんな薬よりも、バランスのとれたおいしい食事をとる、規則的な生活を心がける、からだを動かすといったことが健康には大切だと自覚をもってほしいのです。
なぜ処方される薬がどんどんふえるのかたとえば狭心症は、心臓の筋肉である心筋に酸素を供給している冠動脈の収縮による一過性の虚血のために胸痛·胸部圧迫感などの症状を引き起こすものです。そこで医者は血管を広げる薬を処方します。しかも狭心症があると、ほかの病気も併発するので、そちらの病気を抑える薬も出すことになります。このようにして一つの病気になると、基本的に1種類の薬は一つの症状に対応するだけですから、がふえていき、しまいには10種類近くになったりするのです。
次々と薬私が相談を受けたある人は、狭心症、腎炎、高血圧、胃潰瘍、そして腎臓がんまで患っていました。
そのために、それぞれに対処する薬と、眠れないというので睡眠薬と抗不安剤、さらには、いろいろな薬を飲んで胃が荒れるので胃薬まで飲んでいました。狭心症だけなら二、三種類ですむのですが、結局その人の場合には一五種類ぐらいの薬を飲んでいたことになります。もともと狭心症になったのは、無理をして心臓に負担がかかったためです。それでも延々ときつい仕事を続ければ腎臓にも負担がかかり、腎炎(腎臓は血液を濾過して尿をつくる器官ですが、このはたらきが阻害されて、むくみや尿の異常、高血圧などの症状が出ます)になったりします。すると高血圧をともないます。この人の場合には、さらに胃潰瘍、腎臓がんにもなってしまったわけです。ろかこれは、薬に頼ったばかりに起きる1連の流れなのです。症状を抑えることだけにとらわれるから、「この症状が出たからこの薬、この病気が出たらあの薬」と、薬の種類がどんどんふえていきます。
生活習慣病などの疾患に陥りやすい

健康寿命を終えてしまいます。

すると薬を処理するために肝臓や腎臓に負担がかかるので、どんどん体調が悪くなります健康な人でも一五種類も薬を飲んでいたら、それだけでからだは参ってしまいます。
慢性病は病院では決して治せないすべての薬をやめたほうがいい、病院もできるだけ行かないほうがいいといわれても、みなさんそれで大丈夫なのかな?と心配になると思います。どこか調子が悪くなれば、どうしたってやはり病院に行きたくなることでしょう。
そして、どうせ診てもらうならば、できるだけ設備の整った大病院に、ということになりがちです。大学病院などのように、その地域の権威の象徴である医療機関を選びたくなりますね。そういう人は「自分にはあの病院がふさわしい」と勝手に選んでいるわけで、権威志向の強い人です。しかし、実際に大学病院のように大病院に行けばおわかりになるでしょうが、いまは患者さんと対面して、話をよく聞いて診察してくれる医者はごくまれです。ほとんどが、患者の顔を見ずにながら話をする医者ばかりです。そして、マニュアルに従って薬を処方するだけです。
ソコンのデータを見外科なら手術、整形外科なら手術やリハビリなどと治療の広がりはありますが、内科の治療にいたってはほとんどが薬を使うだけです。医者にはそれほど選択肢がないのです。患者さんのほうが利口になって、自分の身の危険に敏感になる必要があるのです。自分のからだのことをすべて医者まかせ、薬まかせにしがちなのところが大病院志向の人は、です。権威に弱く、病院に行けばどうしても薬は出されますから、本来は病院に行かないのがいちばんいいのです。しかし、それでは不安があるでしょうから、行っても診察だけしてもらい、薬を出されたら、「薬が合わないのでちょっと減らしてください」とかちょっと休みますと、自分でやめるようにする覚悟が大切です。
DNA変異説

検査·診断ㄨ線

いまは検査機器の進歩が著しいので、医者にその機器をきちんと読み取る技術さえあれば、現在、自分のからだがどのような状態なのか、どんな病気なのかという診断はかなり正確にわかります。ですから、病院に行くのは検査をしてもらって、自分のからだの状態を知るためと割り切るべきです。そこで薬を処方してもらって、それを飲めば治ると思うのは間違いなのです。私は、基本的に病院に行くのは、ケガをしたときの応急手当てをしてもらう場合や、急性感染症の救急処置だけでいいと考えています。応急手当てならマニュアルどおりでいいのですから、病院で対応できるのです。
しかし、慢性病については、いまの医療ではどうにもならないのが現実です。薬で慢性病を治そうとすること自体がどだい無理な話だと理解してください。
日常的に使う薬も要注意これまでお話ししてきたように、薬はできるかぎり使わないですめば、それがいちばんいいわけです。
しかし、私たちは日常的に薬を使う生活に慣れてしまっています。風邪薬や鎮痛剤などは薬局で買って気軽に使っているでしょう。
しかし日常的な薬として、まず使ってはいけないのは消炎鎮痛剤解熱鎮痛剤·抗炎症剤です。消炎鎮痛剤がよくないのは、血管を閉じて血流を止める作用があるからです。痛みは血管拡張物質によって生じますが鎮痛剤は血流を止めることで血管を閉ざすように作用するので、その場の痛みはたしかに止まります。しかし血流が止まるとリンパ球や組織を再生させるための物質も回りにくくなり、患部が治癒されません。消炎鎮痛剤で一時的に痛みが収まっても患部は治っていないので、薬の効果が切れればまた痛みが出るのです。