細胞です。

DNA変異説

治療しましょうと提案ですから、免疫の研究を突き詰めていくと、どうしても生き方そのものに結びつきます。白血球がいい状態ではたらくためには、玄米菜食にするなど食事のあり方や、活発に動くなど運動も大事ですが、さらに究極的には、その人の心の状態が問題になってきます。
白血球をふやす思考法白血球の数を極端に落としてしまう抗がん剤治療や放射線治療は、からだだけでなく心にも影響をおよぼしますc型ウイルス性肝炎の治療などで使うインターフェロンウイルス干渉因子も白血球を痛めつけてその数を激減させるので、体調不良になり、気持ちも弱ってきます。ですから私は、そのような治療は極力やめたほうがいいと主張するのです。インターフェロンとは、ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などのはたらきをするもので、サイトカインの一種です。サイトカインは免疫の反応などによって細胞から体液中に分泌されるたんぱく質で、多くの種類があります。分泌されたサイトカインは、その標的となる細胞にさまざまな生理的効果をおよぼします。
インターフェロンは、ウイルス干渉Interference因子という意味で名づけられたもので、現在、医薬品として数種のインターフェロンα、β、γが承認されています。C型肝炎だけでなく、がんに対しても抗がん剤や放射線と併用されています。しかし、このインターフェロン治療をすると、抗がん剤と同様に白血球が痛めつけられて、どんどん量が減って元気がなくなっていきます。うつ状態にもなるのです。
絶望してさらに白血このような治療を受けたうえに、がんを告知されて余命数カ月などと申し渡されれば、球数が下がり、体力が落ちてしまうことにもなりかねませんところが、余命数カ月と医者にいわれても、を治そうと希望をもつことができたからです。
自分でがんその後何年も生き延びる人たちもいます。それは、気持ち次第で、白血球がふえることがあるのです。
もちろん生きていれば、のは怒ることです。落ち込んだり、怒ったりすることもあるでしょう。
免疫力にとって、もっとも悪いすいづゆくひろ水津征洋さんという人がいます。全身に転移した肺がんを、自分の力だけで完治させたという人です。彼は生命保険会社の営業所で働いていました。彼ががんになったのは五十歳になったときで、きっかけは、支店長が交代したことだといいます。前の支店長のもとで一生懸命頑張って売り上げをあげてきたつもりが、新しい支店長から「きみは前の支店長のもとで、そんなに頑張らなかったんだね」といわれたのです。

薬は出されます
薬物療法や手術療法と異なるやり方で筋腫を小さくする病気についても理解があ

医学生のときに教え

医師を訪ね

評価されていたと思っていただけに、ショックは大きかったでしょう。そして「あんなに頑張ったのに、なこんちくしょう」という思いがどんどん募っていき、「こんちくしょう、こんちくしょう」という怒りを抱えるようになったのです。その半年後、彼は肺がんになり、さらに全身に転移してしまいました。怒りの感情をもちつづけると、も交感神経が緊張しています。相手にぶつけずに怒りをためこむのは、これほどからだに悪いのです。
いつところが、がんになってからの気持ちの変化が水津さんのすごいところです。こんちくしょうという思いががんをつくったと悟った彼は、今度は逆に、がんが治っていないうちから「みなさまのおかげでがんが治りました」と、治ったときをイメージして、いつも感謝の言葉を心のなかで唱えたり、口に出したりしつづけたのです。
すると、全身に転移したがんがすべて消えたというのです。水津さんは会社を辞めると、からだにいい酵素パンをつくるパン屋「すいちゃんちの酵素パン」を始めました。その体験を本にした『癌よ、ありがとう』風雲舎という本を私のもとに送ってくれたのです。このように、死を宣告されたがん患者さんが奇跡的に治ったといった話がありますが、と心の関係を考えれば、まったく不思議なことでもありません。
免疫力である白血球結局、腹を立てて怒るということは、自分で自分を痛めつけるようなものなのです。この水津さんの例ではありませんが、上司にいつも不平不満を抱いている人、つねに部下に腹を立てて怒ってばかりいるような人は結局は自分にとって損なのです。

ストレスが強く

怒りっぽい人は、健康を維持するのは難しいでしょう。心のあり方はとても大事なのです。
いま病気で苦しんでいる人たちが、私の本を読んで希望をもってくれれば、りえます。それが、私が本を書く大きな動機にもなっています。
それがいい方向に行くこともあえらそうな人は病気になりやすい権威的な生き方も病気に結びつきやすいものです。最近こそすこしはマシになりましたが、役所の窓口などで応対するお役人さんは、たいへん権威的で感じが悪い印象をもちます。まだまだ行政がサービス産業だということがわかっていない人たちが多いようです。しゃくしじょうどうも長いこと役人をしていると、独特のプライドの高さと杓子定規な几帳面さが自然に身についてしまうのでしょうか。現役時代はそれで押し通すことができるかもしれませんが、そのような態度では、無事に一生を過ごすのは難しいのではないかと他人事ながら思います。
定年後も二十年近く生きる時代です。現役時代と同様な態度では、周囲の人たちはもちろんのこと、家族からさえも相手にされなくなってしまうでしょう。
彼らはすっかり頭が固くなってしまって、環境が変わっても臨機応変な対応ができなくなっているのかもしれません。じつはボケやすいタイプは、そのように頭が固い人なのです。
また、ビジネスマンでも大企業の部長クラス以上になると、前立腺肥大や前立腺がんなどの病気になる人が多いものです。なんでも部下にいいつけて、みずから動くことが少なくなり、腿から腹にかけて肉がついて血流が悪くなるからです。フットワークがよく、自分でお茶もいれコピーもとるといったように、していれば血行もいいので、病気にはかかりにくいのです。からだを動かそして、すでに述べたように、権威をかさにかけて部下を怒鳴り散らす人は、病気になりやすいのです。
検査を受けましょう。

薬物療法と同時

怒ると交感神経が緊張して、そのたびに血圧が上がり、心臓に負担がかかります。もちろん、人望もないでしょう。組織にいるうちはいいでしょうが、一歩組織を離れたとたんに、だれからも相手にされなくなってしまいます。えらそうにふるまう人は病気にもなりやすいし、生きづらくもなります。
自業自得なのです。からだを動かさないといけない理由同じように健康であっても、外見がのんびりした人と、仕事も私生活でもバリバリとこなしているような精力的な人とでは、白血球の数が違っているのはお話ししたとおりです。
エネルギッシュな人は、その人の見かけと同じように白血球の数が多く、体温も高くて白血球の活力が上がっています。白血球が八000s九000あるとしたら、たとえリンパ球が三〇パーセントであっても実数も多く、二四00S二七00あるわけです。なかには、白血球が1万という人もいるほどです。すると、リンパ球が三○パーセントとして三000、二0パーセントに落ちても二000あることになります。私の場合、白血球数が五000でリンパ球の割合が三六·八パーセントの一八四0ですから、そういう人のリンパ球数のほうが、私より多いくらいです。
ですから、白血球の数が多くなっているとき、もちろん割合として多くなるのは顆粒球ですが、リンパ球の数も多くなっているのです。このようにエネルギッシュな人ほど白血球の数が多くなるのは、活動していれば、む危険性も高くなるので、全体的に免疫力を上げる必要があるからです。いろいろな異物を抱え込一般にエネルギッシュな人はよく食べたり飲んだりしてストレスを解消しています。しかし、よく食べるのにあまり動かない人もいます。たとえば、ひきこもって運動せず、ゲームばかりして間食しているような人ですが、そういう人には活力がありません。
白血球の数から見れば、ある程度太っていて動きまわる活動的な人がいちばん多く、そのような人は筋力もあります。やせていても忙しく動いていれば、白血球の数は多いでしょう。しかし、動かない人は白血球が少なくなります。ただし、自分のからだを維持するだけの白血球は必要ですから、太っている人のほうが、まだ動かないでやせている人よりは多いのです。そして、運動せずに太っている人のほうがリンパ球の割合が高く、やせている人は顆粒球の割合が高いのです。さらには、リンパ球が多いと貧血気味になります。一般には、太っていると貧血にはなりにくいと思われがちですが、動かない人は活動性が低いので酸素を運ぶ必要性が少なくなり、ケガもしにくいので赤血球や血小板が減少します。
うつ病と誤診されると特に危険

遺伝子などが発見されて

貧血が強いと、鉄分の薬を処方されたり輸血されたり、場合によっては、脾臓の摘出手術がなされることもあります。赤血球や血小板は脾臓で寿命が尽き壊されるので、破壊が進まないようにするわけです。しかし貧血傾向が強くなるのは、活動が少ない生き方が問題なのです。ですから、そんな手術をせずとも活動的になれば治るのです。ある程度は活動的でないと、白血球の数も多くならないし、のが、ここからもおわかりになるはずです。
免疫力も高まらないのです。
動くことが大切な病気は生き方の偏りを知らせてくれている健康なうちは、日々の生活だけで精一杯で、健康とは何か、あるいは、どうして病気になるのかなどと考えることはないでしょう。
しかし、からだの仕組み、病気の成り立ちといったことを一度は考えてみてほしいのです。病気になる仕組み、治るステップがわかれば、病気になったときに立ちなおるのも早いはずです。それが、からだの声を聞く力となります。
野生動物は、人間のように医学の知識などがなくても、病気になれば本能と感性だけで自然に対処しています。からだの声を素直に聞いてカンをはたらかせているからです。
人間も本来、よりよく生きるべき道をはずさない感覚が必要なのではないでしょうか。
ところが現代人はみずからがつくり出した仕組みを過信するようになって、人類が長いあいだ生きてきた世界とは別の世界で暮らすようになりました。
その結果、からだに負担がかかるようになったともいえるでしょう。

心筋梗塞になりやすい体質に変えてしまっていないかどうか。

病気になる根本原因を探しつづけましたさまざまな論文を読み

しかも、何かの異常が出たり、病気になると、病気は悪者ととらえて、すぐに症状を抑えようとします。
そして、薬でなんとかなると思い込んでしまいます。たとえば、抗ヒスタミン剤は血管を収縮させるので、一時的には頭痛やかゆみがとれて腫れも引きます。しかし、からだは必要に迫られて血管を広げているのですから、それを抑える薬の効き目がなくなったら、ふたたび症状が起こるわけです。それをさらに薬でごまかしていれば、いつまで経っても治らないどころか、どんどん症状はひどくなります。根本的に治すためには、けないのです。からだを温めるなどして、いったんは痛みや腫れをもっと進めるようにしないとい風邪をひいたとたんに医者に診てもらって、薬を飲んで治そうとすると、結局は風邪を長引かせてしまうことがあるのも、対症療法がリンパ球のはたらきをかえって妨げてしまうからです。熱を無理やり下げたり、ウイルスを叩いてしまうと、せっかくの免疫力を上げるチャンスをみすみす失うことになるのです。抗ウイルス剤などを使うと免疫力を刺激する機会がなくなりますから、さらに感染を引き起こして、次の病気、また次の病気という悪い流れに陥りかねません。

現代人はからだの声を素直に聞けなくなっているので、薬で無理やり病気を抑え込もうとするのです。風邪をひいたら、多少は熱が出ても解熱剤を使わずに、からだを温めてリンパ球がしっかりはたらくように安静にしていれば、だいたい二三日で熱が引いてスッキリと治るのです。そして何より、風邪をひくのは不規則で無理な生活をして免疫力が低下していることを、からだが教えてくれているのです。
病気は、その人の生き方の偏りを警告してくれています。まずは生き方を見なおすこと。そして血流をよくして免疫力を活性化すれば、その症状は自然と収まり、病気が治り、再発を防ぐことができるのです。

医者や薬に頼らない生き方

高齢者が飲んでもいい薬は一つもない高齢社会になって、医療費がどんどんふえています。